【UEFAチャンピオンズリーグ】モナコ 0-1 ベンフィカ(日本時間2月13日/スタッド・ルイII)
【映像】南野、圧巻プレスバック→鬼スプリントの“60mラン”
モナコに所属する日本代表MF南野拓実が流石の運動量で、60メートル級のシャトルランを完結させた。カウンターを仕掛けようとする相手に対して、背後から猛追してパスをカット。息つくまもなく、今度は味方のスルーパスを追いかけるような素早い切り替えでピッチを行ったり来たりと動き回った。
南野は1点ビハインドかつ退場者が出て1人少ない状況の中、68分にMFアレクサンドル・ゴロヴィンと交代してピッチに投入された。すると82分、南野が好プレーを見せる。
ボックス左からモナコのMFデニス・ザカリアが蹴り込んだシュート性のパスは、GKアナトリ・トルヴィンがキャッチして、ベンフィカのカウンターが開始された。このピンチを防いだのが、トルヴィンへプレスをかけていた南野だった。GKへのプレッシャーは回避されたが、日本代表アタッカーは歩みを止めずに、今度はボールを運び出した左SBのアルバロ・カレーラスにプレスを仕掛けてカウンターを止める。さらに、相手がターンしたところに食いついてパスコースを限定。するとカレーラスの横パスは精度を欠いて、MFデニス・ザカリアが回収した。
守備で大きな貢献を見せた南野だが、今度は攻撃でもアクセントを加える。カレーラスが空けたスペースに向かって全力疾走し、逆カウンターの起点になる。そこへザカリアからのスルーパスが入ってきたが、これは長くなってしまいチャンスに繋がらなかった。
南野の積極的なプレスとフリーランニングが光るシーンに、実況の原大悟氏は「ナイスディレイです!」と唸り、解説を務めていた野口幸司氏は「いや〜南野の戻るスピード…良い守備でしたね。ザカリアもしんどい中で通そうとしましたけど強弱なところで合いませんでしたね」と言及。また、一連のプレーを見たファンからは「南野良すぎる!」「南野あっちぃ」と称賛のコメントが寄せられた。
途中出場から奮闘した南野だったが、試合はベンフィカが48分に奪ったゴールを守り切って勝利。モナコは1点ビハインドの状況でアウェイに乗り込むこととなった。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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