全国を8つのブロックに分け、エリア対抗の形式で行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」の予選Bリーグ1回戦第2試合、北海道・東北 対 関東Bが2月15日に放送された。永瀬拓矢九段(32)が監督代行を務める関東Bは、序盤からエンジン全開!ステージ1で大きくリードすると、ステージ2で通算5勝1敗と勝負を決め切った。快勝の関東Bは、1位決定戦へ進出。北海道・東北は2位決定1回戦へ回ることとなった。
“これぞチーム力”という内容で、関東Bが快勝を飾った。監督の渡辺明九段(40)が脚部の怪我治療に専念するため無念の欠場となったチームだったが、監督代行を務めることになった永瀬拓矢九段(32)のもとに団結。エースの伊藤匠叡王(22)、中村太地八段(36)、追加招集となった高見泰地七段(31)がそれぞれ勝ち星を挙げ、チーム勝利に貢献した。
全員が一巡するステージ1を終えた時点で、関東Bは4勝1敗。屋敷伸之九段(53)率いる北海道・東北を圧倒した。苦戦の中で唯一勝ち星を挙げたのは、宮城県仙台市出身でプロ入りしたばかりの山川泰熙四段(26)。永瀬監督代行から大きな一勝をもぎ取り、ステージ2へと望みをつないだ。
永瀬監督代行のコメント