【写真・画像】 2枚目
拡大する

 そんな中で最も活躍を見せたのは、関東B最年長の郷田真隆九段(53)だ。初戦で新鋭・岡部怜央四段(25)との熱戦を制しチームに流れを導いたほか、第6局では山川四段との相掛かり戦で隙のない快勝譜を披露。超早指しのフィッシャールールでキレッキレの将棋を見せつけ、チームの勝利を決めて見せた。

 5勝1敗で初戦を制した関東B・永瀬監督代行は、「一巡目は4勝1敗で、監督が敗れるという理想的な展開でした(笑)。7割くらい“オーダー勝ち”できたと思います。私が山川さんに勝てていれば100点でした」とコメント。初の監督業は及第点となったようだ。向かうは予選突破をかけた1位決定戦だ。「ひとりひとりが1勝を挙げて二巡目に移れることが理想。団体戦なので相手のエースを叩けるかどうかは大きい。そのあたりを加味していきたい」と狙いを定めていた。

ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

「かっこいい~!」郷田真隆九段、チーム勝利決めた直後の「フ~」が話題 “仕事人ムーブ”にファン大興奮「今日のMVP」/将棋・ABEMA地域対抗戦
【映像】関東B・郷田真隆九段、勝利直後の「フ~」
【映像】関東B・郷田真隆九段、勝利直後の「フ~」
【映像】北海道・東北の岡部怜央四段がまさかの“きんに君”化!?
【映像】北海道・東北の岡部怜央四段がまさかの“きんに君”化!?
【映像】関東B・高見泰地七段、“妖術”発動の瞬間
【映像】関東B・高見泰地七段、“妖術”発動の瞬間
広瀬九段「難しい」難問詰将棋に新鋭棋士も「まだ詰まない…」
この記事の写真をみる(2枚)