将棋の藤井聡太王将(竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第74期ALSOK杯王将戦七番勝負」は2月16日、大阪府高槻市の「摂津峡花の里温泉 山水館」で第4局2日目の対局が行われている。藤井王将の3連勝で迎えた第4局は白熱の終盤戦へ。シリーズ決着か、反撃開始か、両者の激戦に大注目が集まっている。
藤井王将の防衛4連覇か、永瀬九段の奪取か。注目のシリーズは藤井王将の3連勝のスコアとなっており、佳境に突入している。藤井王将の先手で始まった本局は、角換わり相腰掛け銀の戦いに。永瀬九段の工夫に対し、藤井王将も負けじと対応して互いの研究をぶつけ合った。
持ち時間をたっぷり使って深く読みを入れる藤井王将に対し、永瀬九段は時間の消費を惜しむように指し進め、一時は両者の持ち時間の差が約3時間ほど開く場面も。しかし、難解な中盤戦以降は長考合戦となり、藤井王将の攻め、永瀬九段の受けの展開となった。持ち時間の大きな差はなくなったものの、依然として形勢は互角とみられている。白熱の終盤戦を抜け出し勝利をつかむのはどちらか、今後の進行から目が離せない。持ち時間は各8時間の2日制。
【昼食の注文】
藤井聡太王将 ミニ天丼とぶっかけとろろそば(冷)
永瀬拓矢九段 キジ鍋膳、ホットストレートティー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王将 2時間16分(消費5時間44分)
永瀬拓矢九段 3時間2分(消費4時間58分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
藤井聡太王将が初黒星 永瀬拓矢九段に敗れシリーズ成績は3勝1敗に 2日制の先手番連勝記録は「32」でストップ/将棋・王将戦第4局





