Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、2月17日の第1試合に出場する4選手を発表した。首位を爆走していたはずの赤坂ドリブンズだが、気がつけば358.3ポイント差で、2位U-NEXT Piratesに追い上げられている。レギュラーシーズン突破はほぼ手中に収めている2チームの首位攻防戦。意地と意地とのぶつかり合いだ。
【映像】赤坂ドリブンズ VS U-NEXT Pirates 意地と誇りをかけた首位攻防戦（生中継）
首位・赤坂ドリブンズは、＋1000ポイントを記念した特製メガネまで用意したが、ポイントは少しずつ下降気味。800を超えるプラスポイントがあり、レギュラーシーズン突破などに影響があるわけではないが、とはいえシーズン終盤を低空飛行したまま、勢い勝負のポストシーズンに突入するわけにもいかない。園田賢（最高位戦）が、勢いのつくトップを取り、再びノリノリな雰囲気を作りたい。
昨シーズン、＋887.6ポイントという大勝でレギュラーシーズンを走り抜けたU-NEXT Pirates。そのままポストシーズンでも1位を守り抜き「完全優勝」を果たしたが、その立役者となったのが昨期MVPの鈴木優（最高位戦）。今シーズンも個人6位まで順位を上げ、残り試合数を考えれば2年連続MVPという初の快挙も十分見える。
一方、喉から手が出るほど1勝を欲しているのが、今シーズン未勝利の渋谷ABEMAS・松本吉弘（協会）。Mリーガー人生で最も苦しいシーズンを過ごしているが、幸いにもチームは相棒・白鳥翔（連盟）の大活躍もあり、レギュラーシーズン敗退の危機からは遠ざかっている。この先も戦い抜くには「ショーマツ」2人の力が合わさることが必要。松本も目覚めは今夜か。
前回、トップを取ったBEAST X・菅原千瑛（連盟）。残り22試合で、渋谷ABEMASと800ポイント近い差を詰めるのはかなり難しいが、半分の11戦でトップを取るぐらいの快進撃が起こせれば、奇跡も奇跡でなくなるかもしれない。菅原の一撃が、歴史に残る大逆転の幕開けになるか。
【2月17日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）個人8位 ＋192.4
渋谷ABEMAS・松本吉弘（協会）個人35位 ▲428.9
BEAST X・菅原千瑛（連盟）個人23位 ▲50.7
U-NEXT Pirates・鈴木優（最高位戦）個人6位 ＋209.1
【2月14日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ ＋851.9（74/96）
2位 U-NEXT Pirates ＋493.6（74/96）
3位 セガサミーフェニックス ＋337.3（74/96）
4位 TEAM雷電 ＋28.4（76/96）
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲41.1（76/96）
6位 渋谷ABEMAS ▲104.3（74/96）
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲329.9（74/96）
8位 EX風林火山 ▲380.2（76/96）
9位 BEAST X ▲895.7（74/96）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
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