2月16日放送の『ABEMAスポーツタイム』に、栃木ゴールデンブレーブスの川﨑宗則が出演。ロサンゼルス・ドジャースに新加入した佐々木朗希投手について、新人王獲得のカギとなるであろう球種について言及した。
大谷翔平、山本由伸に続きドジャースと契約した佐々木投手。23歳のルーキーは日本人最速のストレートを中心にスライダーとフォークが持ち球だが、川﨑いわく「もうこのまま行ってください」とメジャーに合わせる必要はないとのことで、「なんならストレートがもっと増える可能性もある」と手放しで称賛する。
コメンテーターの槙野智章が「3つの球種に対して準備をすれば打てるんじゃないか、と思ってしまう」と素朴な疑問を投げかけるも、「このままでいい」と断言。「ストレートの割合を増やして、MLBで投げられる体力をつける、1年間メジャーにいること(が重要)」と、ルーキー1年目の課題を挙げた。
ここでBリーグ・群馬グレインサンダーズの辻直人選手が、佐々木投手の50%近いストレート率を踏まえて「メジャーに行く準備をしていたということ?」と聞くと、川﨑は「もともとその意識は高い。とことんストレートを磨いて165キロ。たぶん今年、167キロぐらいまでいきます!」と明言する。
槙野に「川﨑さん、ここで言うことほぼ当たってない」と突っ込まれつつも、佐々木投手が今シーズン目指すべき数字について 「数字はあまり気にせず。とにかく167キロで日本人最速!」「朗希はルーキーだから勝ちは気にしなくていい。大谷と山本の兄さんたちがバンバン勝ってくれる」と、やや強引なアドバイスで締めくくっていた。
(ABEMAスポーツタイム)