リーチをかけずに親倍満、その姿は手役とドラに溢れていた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」2月20日の第2試合。セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)が決めた親倍満に人気実況が大興奮、ファンも「24000!」「濃すぎるのでたーw」と大いに沸くシーンがあった。
南2局、親の醍醐は1万8300点持ちで、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)と並ぶ同点の2着目に甘んじていた。ここでの手牌は早々にタンヤオ形へまとまり、赤も2枚あるというチャンス手だ。中盤にこぎつけたイーシャンテンは、567の三色同順がほぼ完成。解説の忍田幸夫(麻将連合)は「ツモって倍満までありますねえ!」とにわかに力を込めた。
先にテンパイしたのはKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)。五・八万待ちでテンパイしたが役はない。ここで滝沢は九万を打ってテンパイ外し。場に安い孤立牌のピンズにくっつけてのアガリを目指してやり直した。この一手が、その後の大きな展開を呼んだ。
滝沢、あまりにも辛い2万4000点の放銃■Pick Up
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