■まだ紙の保険証を使うのはなぜ?
政府としては推進するマイナ保険証だが、様々な理由から、今なお紙の保険証を使う人も少なくない。AV女優で作家の紗倉まなもその一人だ。「紙の保険証のままだと話したら、推進派の方からバカバカ、アホと言われて、より気がそがれてしまった」と体験談を語ると、「まだメリットがそんなに伝わっていない。強制的な重しがあるわけでもないし、資格確認書が乱しにかかってきているので、結局、現状のままでいい。一本化というより、もうずっと併用が続く形になる気がしてならない。紙の保険証もマイナ保険証も、どちらもメリット・デメリットはある。デジタル化が進むにあたり、そのシステムがちゃんと不具合がない状態できちんと整備されていくところを、本当にきちんと目指していただく姿勢を見せてもらえたら、そこに委ねたい、使いたい、移行したい気持ちになるが、現段階ではそこまで至っていない」と率直な思いを述べた。
またEXIT兼近大樹は、別の理由だ。「僕は本当早く進めてほしいと思っている」が、まだ紙の保険証を使う理由は「どうせもっと進んだら、また手続きをさせられるから」だという。「細かく、細かく何回も手続きするのがダルいので、一気に決めて、1回で済ませてほしい。免許証でもなんでも、いろいろ全部紐付けしていくと言っているなら、早くやってほしい。早く変えたいのに、まだあれが繋がっていないのかと考えてしまう。そういう人もいれば、全く変えてほしくない人もいるから、その差がある限りはまとめられないのでは」。
■将来のメリット・デメリットは
