【リーグアン】レンヌ 1-0 スタッド・ランス(日本時間2月22日/ルート・ド・ロリアン)
スタッド・ランスのFW伊東純也が爆速プレスを2連続で行い、相手2選手に襲い掛かった。スピードと献身性の詰まった前線からの“2度追い”に、ファンが感心している。
注目のシーンは、スタッド・ランスが第23節にレンヌと対戦した41分のことだ。スタッド・ランスが1点を追いかける中、日本代表のスピードスターがビルドアップに対抗した。
伊東はレンヌのDFリリアン・ブラシエにパスが出ると、勢いよくスタートを切った。ぐんぐん加速し、一気にアプローチする。これに慌てたブラシエは中央のDFジェレミー・ジャケに横パスを出して、伊東のプレッシャーを回避しようとしてきた。
しかし、背番号7は近場への一度の横パスで守備をやめるような選手ではない。ブラシエからジャケへのパスにも反応し、巧みなコース取りでジャケからブラシエへのリターンパスを切りながらトップスピードで寄せていく。速さと献身性を発揮し、2度追いを繰り出したのだ。その姿に実況・小松正英氏も「伊東が猛プレスで追っていきます」と伝えていた。
結果的には、ジャケがバウンドするボールをうまく処理し、伊東の頭上を越してブラシエにパスを届けたため、伊東の守備でボールを奪うことはできなかった。それでも、伊東がショットガンのようなプレスを2回仕掛けたことで、それに味方の選手が連動した。
スタッド・ランスは退場者を出して1人少ない状況でも、チームとして相手陣内でボールを奪いに行こうという強気な姿勢を打ち出すことはできていた。そんな伊東の猛烈プレスを見たファンも、SNSで「速すぎ」「伊東くんめっちゃ走るな」「大然かよ!」と脱帽している様子だった。
開始早々に10人となったスタッド・ランスは伊東、FW中村敬斗、DF関根大輝の“ランス三兄弟”が自身の持ち味を発揮し、ゴールに向かってプレー。しかし、89分に再び退場者が出てしまい、最後は9人になったアウェイチームは反発し切れず。
チームとして1試合で放ったシュートは3本に留まり、0-1の敗戦を喫した。なお、レンヌのFW古橋亨梧はベンチ入りしたものの、この日の出場はなかった。(ABEMA de DAZN/リーグアン)
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