経営コンサル倒産が過去最多
【映像】ロレックスをダメ出しされる、現役・経営コンサルの竹内謙礼氏
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 経営コンサルタント業の倒産が過去最多との調査結果が出て、話題になっている。この20年間、倒産は約70〜120件で増減を繰り返していたが、コロナ禍の2022年から増加して、2024年は154件と過去最多を更新した。

【映像】ロレックスをダメ出しされる、現役・経営コンサルの竹内謙礼氏

 経営コンサル業は、経営戦略や人事、会計など企業や機関が抱える問題に対して、専門知識を持ったコンサルタントが相談に乗り、解決への手助けをする仕事だ。そんな「経営のプロ」が、なぜ倒産するのか。

 東京商工リサーチは、コンサル業界は1人でも少ない開業資金でスタートでき、参入が容易である反面、コロナ禍を経て改めて実績や特色が重視され、玉石混交の中で淘汰が加速したと分析している。さらに事業再生やDX支援、M&Aなど顧客ニーズが高度化する中、専門性が求められる時代に入り、経営環境の変化に対応するのが難しくなったとした。

 コンサル業は新卒に人気の職種だが、「新卒がすぐにできるのか」という疑問もある。『ABEMA Prime』では、コンサルの善しあしや必要性について、現役の経営コンサルタントに聞いた。

■「野良コンサルは名刺を作れば、明日からなれる」
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