■「野良コンサルは名刺を作れば、明日からなれる」
大企業や中小問わず、様々な業種のコンサルタントを手掛ける竹内謙礼氏は、コンサル倒産の最多は当然だという。実は“お金が取れない仕事”であり、専門性や流行り廃りが激しいとして、流行したFBコンサルはもう見ない。またコンサルは「経営が苦手」でセンスは並以下、採用や教育は得意ではない。独立すると成長しなくなるため、失敗の情報を失い“ぬるま湯”に浸かってしまう。
また、竹内氏によると、一部ネットニュースでは「僕のように資格もないのに、いきなりコンサルタントを名乗った人を“野良コンサルタント”と呼び、『こういうのが増えたから業界がおかしくなった』と書かれていた」そうだ。
「野良コンサルは名刺を作れば、明日からなれる」として、「野良になる人は、『この会社は仕事をくれるな』と、ある程度メドがついている。そこからSNSでエラそうなことを言って、フォロワーを増やす」と集客手法を説く。
顧客ターゲットによって、その手法も変わってくる。「XとYouTubeをフォローする人は、お金がない人が多い。本や新聞を読んでいる人は、情報に金を出す人。単価の高い顧客を取るなら、本や新聞からアプローチした方がいい」。
一口に“コンサル”と言っても、その仕事は多岐にわたり、「会議だけでなく、この間は沖縄で『店中のPOPを全部書け』と言われて、喜んで受けた。もう雑用しかやっていない」と語る。
評価される上で大切なのは、「社長に気に入られること」だという。「コンサルに頼んで、その月に売り上げが『ドン』と上がることは絶対にない。商売にもよるが、売り上げが上がるまでの1年~1年半を、いかに嫌われないかが重要だ」。
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