救助費用は基本料が10万円で追加料金有り
北海道・キロロスノーワールドの主な救助費用は基本料が10万円でその他状況などに応じて追加料金などが発生する。
外国人のバックカントリー事故増加について、旅行アナリストの鳥海高太朗氏は「立ち入り禁止の場所に入ってしまった場合のペナルティや罰金なども考えていかなければならない。今のままだと、日本人はルールを守っても、外国人が守らないというケースが発生していく可能性がある」とコメントした。
さらに、北海道山岳ガイド協会の佐々木理事長は「バックカントリーの事故が増えることによって、消防・警察が本来の仕事以外で救助に動く量が増えると一般の日本の方の生活にも影響が出てきてしまう。何かを変えていかないといけない」と指摘。
パトロール隊の一條氏は「今はスキー場ごとにバックカントリーのルールを決めて取り組んでいるが、入山時の申請、最新の事故情報の通知、救助費用の法的な規定など、行政機関で全般的なルール作りがされることを期待する」とコメント。
モーグルスキーの経験者だというお笑いコンビ「笑い飯」の哲夫は「行政のルール作りはやはり必要になってくる。独自でやってしまうと、『なんかあそこだけはすごい厳しいらしいね』と結局、厳しくないスキー場にお客さんが集中して儲けに“差”が出るのも気の毒な話だ。そしてある程度の厳罰化はもうしょうがない。人命に関わることなので」と述べた。
(『ABEMAヒルズ』より)


