■リーダーとプレイヤーに求められる“力”は
脳科学者の茂木健一郎氏が2月17日、Xに“無能”にまつわる投稿をした。「無能な人は、実はすごい。その人がいるだけで、学校でも職場でも、周囲の人に心理的安全性を与える。『あいつがいるから私はまだだいじょうぶだ』と安心させる。逆に有能な人は周囲を圧迫する。無能と思われている人が実はすごい能力を持っているというのが一番尊い。無能だと思われるくらい謙虚で、実力がある人がほんとうに素晴らしい」と綴っている。
これに坂井氏は「『周囲の人に心理的安全性を与える』というのは、理論でいうと謙虚なリーダーシップ。自分が正しいと思わず、誰からでも学んで、すぐやるというものだ。いろいろな能力や資質が大事だが、これが一番だと思う。無能よりも謙虚、実るほど頭を垂れる」と述べる。
また、プレイヤーには“知的謙虚さ”が求められると指摘。「人の話を聞かないのは、自信満々で知的傲慢になる人、何を言われても無理だと知的卑屈になる人の2パターン。その間が知的謙虚になる。これは質問で測定するのは不可能なので、どちらかになっていないか、自分の尺度で見ることが大事だなと思う」とした。(『ABEMA Prime』より)
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