【リーグアン】モナコ 3-0 スタッド・ランス(日本時間3月1日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコの日本代表FW南野拓実も思わず頭を抱えた…。カウンターから絶好のチャンスを迎えたものの、たった1秒の判断ミスでふいに。これには名物解説者も苦言を呈している。
問題のシーンは、リーグアン第24節のスタッド・ランス戦。モナコが3ー0とリードして迎えた69分だった。自陣で与えたFKを凌いだモナコは、MFマグネス・アクリウシェのボール奪取から南野に預けてカウンターを開始。南野は前方のスペースに向かってスルーパスを送り、アクリウシェを走らせる。
アクリウシェに並走するように中央はFWブレール・エンボロ、右はこの試合でハットトリックを記録しているFWミカ・ビリエス。この状況で、スタッド・ランスの守備者はDFセルヒオ・アキエメのみという、3対1の構図となった。するとこの流れでアクリウシェからボールを受けたエンボロは、ワントラップしてから左サイドにボールを戻そうとする。しかしこのパスがボール1個分ほどずれてしまい、アキエメにクリアされたのだ。この瞬間、ビリエス、アクリウシェ、そしてボックス内に入り込んできた南野が揃って頭を抱える。パスを出したエンボロも同じように頭を抱えるなど、落胆が大きいプレーとなってしまった。
解説のフローラン・ダバディ氏は「今季のエンボロの賛否両論を体現している局面」と指摘。さらに「すぐにパスを出す理由は全くなかった。ためを作って欲しかった。あと1秒くらいためを作っていたら、DFの動きが止まっていて、その瞬間、左も右もオプションになった。一番やってはいけないタイミングでパスを出した」と苦言を呈した。
さらにSNSのファンたちも「エンボロ何やってん!!」「南野のスルーパスからいい流れで、絶対決まったと思ったシーンがまさかのパスミスw」「3対1のカウンターでその選択するか?」「全く集中してなかっただろw」「何でそのパスがずれるの?」「エンボロらしいっちゃらしいが…」「今季はこういうシーン多いな」など落胆の声が多く見られた。
なお試合は、モナコが3ー0で勝利。南野は74分までプレーした。一方のスタッド・ランスは、伊東純也と中村敬斗が2トップで先発出場。さらに関根大輝も右サイドバックとして先発出場し、中村と関根はフル出場。伊東は73分までピッチに立っている。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)
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