誰もが驚く胆力、やはり母は強い。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」2月28日の第1試合で見せた渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)の放銃回避に視聴者は騒然、実況者は最大の称賛を寄せた。
南2局、トップ目の赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)がピンズの混一色でテンパイ、1・4筒待ちを即リーチした。これを受けた3着目で親番の日向、こちらもマンズの混一色含みの勝負手となっており、是が非でも押し返したいところ。マンズを1枚引き、混一色への渡りがはっきり見えた。ここで日向は歯を食いしばって危険牌の2索の対子落とし。
次に引いたのは当たり牌の1筒、ここはもう1枚の2索を打ったものの、放銃は避けられない。解説の朝倉康心(最高位戦)は「大体放銃だ…」と結末を予想。視聴者も「日向捕まった」「これはやばい」「ハイ発射台」と放銃は避けられないものと見た。次巡、さらにマンズを引いた日向、受け入れ枚数が増え、一盃口の打点妙味も加わり、切るものはもう1筒しかない。ノータイムで放銃となってもおかしいところだが、日向は長考。実況の日吉辰哉(連盟)は「ヤメも考えているな…いや無理だろう。すごくないですか?考えているだけでもすごい!」と驚いた。
「悪魔じみてる…!」と言葉を絞り出す実況・日吉■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」