しかし「レントロールと賃貸借契約書を見て大丈夫と。書面上しか確認してなくて現地には行ってない。ノールックの購入だった」として、現地の新潟には1度も行かず、物件すら見ていなかったそう。
不動産コンサルタントの長嶋修氏は「不動産を買うとき、現地に行ってわかることってたくさんある。街の雰囲気、騒音、あるいは平日と休日で雰囲気が変わる。やっぱりノールックで見ないで買うというのは、いろいろな意味でリスクをはらむ」と注意を促した。
契約解除には、およそ360万円の違約金が発生するため、弁護士とともに今後の対応を協議しているというしみけん。「現状利回り(13.5パーセント)を見て購入に至った。現状利回りが変わることで購入意思が変わる、ということを特約に入れるとか、全部書面に残すっていうことが大事」と反省点を述べた。
地方のアパート一棟買いは、投資家にとっても回すのが難しいそうで、長嶋氏は「一般的に地方というのは、空室率は高め。事業者としての腕が問われる。都心部は放っておいても空室は埋まる。そういった類の本を数冊読めば、一般的な注意点は大体わかるはずなので、こういうことにならなかったのではないか」と分析した。
トラブルに巻き込まれてしまった形のしみけんは、最後に「いい経験と勉強させてもらった」とコメントした。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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