「入社1年目のときに営業の電話がかかってきて。『節税効果があるよ』とか、同時に2部屋一気に買いました」と語る大前氏。購入したのは都内のある新築マンション、2部屋でおよそ7000万円だった。
「収支の計算では(ひと部屋につき)月々5000円ぐらいプラスに入るよ、という試算でした」と、皮算用していたという大前氏だが「フタを開けてみたら実際にそんな良くはなく、毎月マイナス6万円ぐらい払っている。固定資産税もあるので年間大体100万円ぐらい払っている」と、現状を告白。
さらに、敷金や礼金すら、管理会社に持っていかれる契約にもハンコを押してしまったという。「業者が悪いとは僕は思っていなくて、自分の勉強不足に尽きるかなという感じ」と反省を述べた。
「「損切りするための貯金がない」
