2024年には莫大なローンを抱えたままTBSを退社。年収は300万円にまで激減したため、年間100万円の支払いが彼を苦しめている。損切りも考えて査定してもらったが、2部屋でおよそ1000万円の赤字で「損切りするための貯金がない。なので今はとりあえず持ち続けている。本当に足かせになってしまった。人生に踏み出せなくなってしまったというのが、一番大きな意味を持っていたなと思う」と後悔を口にした。

 この一件を公表したのは会社を退社してから。大前氏は「最初は『いいものを買った』と信じていた。『俺は失敗していない』『俺は大丈夫なんだ』と。親に言えなかった。会社を辞めるってなったときに『もうネタにしたほうが面白いだろうな』と思って、マインドを変えて言うようにした。公表したほうが精神的にいい」と胸中を吐露した。

 不動産コンサルタントの長嶋修氏は「(保険代わりという)セールストークはあくまでウソはついてない。『損失になる』『マイナスになる』ということは言っている。このようなセールストークは50年前から使われている。『節税になるから』『保険が付いているから』というセールストークだけで買ってしまう方々は、基本的に不動産に対する知識、投資に対する知識がないと言っちゃっていい」と注意を促した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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