――今回髪を切りに行ったのは、孤高のピン芸人・永田敬介さん。芝さんとヒコロヒーさんはライブシーンでともに舞台に立ってきた仲だと伺いましたが、永田さんの海外ロケはいかがでしたか?
ヒコロヒー : 若い時は、雰囲気のある天才肌系の暗くてコミュ二ケーションがなくて…。ていうところのまんま、35歳まできちゃったっていう彼が、今回この旅でどういうことを言うのかが見どころ。
芝 : たぶんだから初海外。なんならロケ自体もやってないだろうから。
平子 : 逸材だよね。交際経験がないとか、初めてのロケとか、35歳でっていうのは。だから非常に貴重な人材。もうちょっと寄るじゃん。ロケだ、業界だ、お笑いだって。寄って、ある種の“自分を失っていく様”ってどうしたって誰だってあるんだけど、それをもう誇示し続けて。言ってしまえば、育てあげてくれて今日を迎えた。今日のためにそれを保ち続けてくれたのかな?とすら思う。
芝 : そうなんですよ。絶対会わないだろうものが会ったっていうね。その瞬間が見えた感じはしましたね。
ヒコロヒー : 人生ってすごい。まさか15年前、永田君がこんな形でスリナム行って、髪切るなんて誰も思ってない(笑)。
平子 : 大喜利の答えでも出なかったよ。「15年後の永田どうなってる?」って(笑)。
芝 : 「スリナムで髪切るロケやってる」って(笑)。
平子 : “小説より奇なり”の状況が映像で見られるという奇跡ですよね。
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