即決即断は舞台裏でも健在だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」3月7日の第1試合はKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)が4回のアガリを決め完勝。控室に戻ると、チームメイトからその強い麻雀を讃えられ、“連闘……?”の空気も漂ったが、佐々木はすぐに第2試合に出場する選手を伊達朱里紗(連盟)と名言。その上で「じじいをこき使うんじゃない」と自虐ネタを繰り出し、笑いを起こしていた。
“魔王”の異名を持ち、即断即決のノータイム打法を特徴とする佐々木は、この日の試合で4回のアガリを決め「5万600点」のトップ。まさに魔王といった具合に卓上を燃やし尽くし、チームに貴重な+70.6を持ち帰った。
圧巻だったのは南2局1本場、BEAST X・菅原千瑛(連盟)の2巡目リーチを受け迂回策に出た後、残した牌がうまく重なり中盤に七対子・赤2をテンパイ。菅原の待ちが6枚に対して、佐々木はわずか1枚。しかしその1枚を直後に菅原が掴み、即決の「ロン!」。9600点(+300点、供託1000点)を入手した場面だろう。佐々木自身も対局を振り返り「理想とするような麻雀が打てた」と胸を張った。
佐々木は突如「はい!というわけで次は伊達です」と発表Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




