康誠が四日目に対戦したのは序二段二十四枚目・志摩錦(朝日山)。三段目経験者で身長186.2センチ・体重140.6キロと大きな相手だ。康誠とは身長差が21.2センチ、体重差は72.7キロにもおよんだ。
康誠にとっては自身より倍以上も重たい相手だったが、立ち合い低い姿勢で頭から当たると、はたき込まれるも全く動じない体幹の良さを発揮。直後、土俵際で素早く腕を手繰った康誠は目まぐるしいスピードで“とったり”を決めた。驚きの展開に客席からは歓声と拍手が沸き起こり、敗れた志摩錦も何が起きたのかわからず“土俵を割ってしまった”というようにあ然としながら天井を仰いでいた。康誠は無傷の2連勝。志摩錦は1敗目を喫した。
体重差をセンスと技術で制した一番に、ABEMAの視聴者は「天才やな」「この反射神経」「運動神経めっちゃいい」と称賛の声を寄せたほか、足を高く上げて丁寧に四股を踏む康誠に「所作も美しい」「綺麗な四股」と見惚れるファンも相次いだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)
“ムキムキ”小兵力士、衝撃パワーで200キロの超巨漢を豪快に寄り切り「すごい絵面」2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗





