自分が何をするかわからない「ヤバい人間」であることを、ことさら相手に強調することで自分の要求を認めさせる交渉術「マッドマン・セオリー」で世界を翻弄するトランプ大統領に注目が集まっている。
そんなトランプ氏の 「マッドマン・セオリー」の象徴となる出来事がシリアへの空爆指示だという。テレビ朝日・外報部デスクの中丸徹氏は「まさかあんなタイミングで出すとは、誰もが驚いた」と語る。
2017年、第一次トランプ政権時にフロリダ州パームビーチにある別荘に中国の習近平国家主席を招待した。当時シリアが禁止されている化学兵器を使用したことが問題となっていた。「習近平氏との晩餐会の最中、トランプ氏はトイレにでも立ったような雰囲気で席を外し、戻ってきて『今、シリアに向け空爆の指令を出してきたところだ』と言った」(中丸氏)
記者団はもちろん、習近平氏をも唖然とさせたと言われている。事実、シリアへの空爆は行われロシア側が侵略行為と非難する事態になった。
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