ところがここで、SOフィン・ラッセルのクロスパスがうまく届かず、グラウンドに跳ねると、瞬時に反応のしたのがフランスSOロマン・ヌタマック。目の前にはスコットランドの選手が誰もいない中、激走すると、最後はサポートに来た若きエースWTBルイ・ビエル=ビアレにラストパス。トライエリアの左中間から中央に回り込んでゆっくりとトライを決めた。
フランスファンからすれば、前半終了間際にも逆転トライを決められかけたものの、スコットランドのFBブレア・キングホーンがわずかにタッチラインを出ており、トライ取り消しという肝を冷やすシーンがあった。後半開始早々もヒヤヒヤのシーンがあった中、そこからのトライに、声援のボルテージもさらに上がっていた。
(ABEMA/WOWSPO/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ)


