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【映像】貴重?郷田九段の「よっしゃー!」
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 本格派のベテラン棋士も思わず大興奮!?全国を8つのブロックに分け、エリア対抗の形式で行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」の予選Bリーグ1位決定戦、関東B 対 中部が3月15日に放送された。第6局では、関東Bの高見泰地七段(31)が終盤戦で大逆転。持ち味の“妖術”をさく裂させた瞬間、仲間の郷田真隆九段(54)が「よっしゃー!」と声を上げた。

【映像】貴重?郷田九段の「よっしゃー!」

 チーム関東Bの2勝3敗で迎えた第6局では、中堅戦で白星を飾った高見七段が登場。宮嶋健太四段(25)との初手合いへ臨むこととなった。

 宮嶋四段の先手で角換わりの出だしとなると、早繰り銀から攻勢に出て主導権を握ることに成功。高見七段にとっては苦しい展開となっていた。しかし、解説を務めた小山直希四段(25)によれば、高見七段は「比較的穏やかかつおおらかな序盤で、中終盤で力を発揮するタイプ」。静かにチャンスを待つように力を溜めていた。

 リードを広げていく宮嶋七段だが、高見七段は嫌味を付けて局面を複雑化。わずかな隙から△9五歩と端攻めを繰り出し、“その時”を待っていた。前進を続ける宮嶋四段だったが、高見七段の持ち味でもある“妖術”が発動し、決め手級の9六角を幻惑!?ここから形勢が大きく入れ替わることとなった。

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