福崎は平成19年(2007年)生まれの18歳。鹿児島・樟南高出身で、昨年12月に行われた全日本選手権で大学生や社会人の強豪を破ってベスト8入りを果たし、現行制度では高校生として初めての幕下最下位格付出資格を獲得した期待の新人だ。身長172センチ・体重143キロと決して大柄ではないものの、強靭な足腰と強烈な馬力を武器にデビュー戦から連戦連勝。七日目に4勝目を挙げ、早くも勝ち越しを決めていた。

 そんな福崎が九日目に対戦したのは、身長195センチ・体重133キロの長身力士、幕下四十五枚目・聖白鵬(伊勢ヶ濱)。体格や風貌が大横綱・白鵬の若い頃に似ていると話題を呼び、“白鵬2世”とも言われるホープだ。

 ともに4勝同士の全勝対決。頭一つ以上も身長差がある両者だったが、立ち合い鋭く当たった福崎は右を差すと、抱え込んでくる相手の攻めに耐えつつ、そのまま豪快な投げで195センチの巨体を土俵に叩きつけた。福崎の怪力ぶりに客席はどよめき、「おおおお」と驚きの声が上がった。下手投げで勝った福崎は5勝目を挙げ、幕下優勝へ一歩近づいた。敗れた聖白鵬は悔しい1敗目を喫した。

 まるで居反りのように見える豪快な投げで快勝した福崎に、ABEMAの視聴者も「バケモン出てきた」「強すぎてワロタ」「バケモンだろw」「すっとんだ」「まじで強い」「すぐ関取になる」と衝撃を受けていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

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【映像】195センチの巨体が「飛んだ」衝撃の下手投げ
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まだ取組前なのに…まわしにハプニング発生 土俵下でまさかの事態
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