将棋の伊藤匠叡王(22)への挑戦者を決める第10期叡王戦本戦トーナメント決勝が3月18日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、糸谷哲郎八段(36)と斎藤慎太郎八段(31)が現在対局中だ。若き叡王への挑戦権を手にするのはどちらか。運命の一戦に大注目が集まっている。
伊藤叡王への挑戦権争いは、いよいよ糸谷八段と斎藤八段の2人に絞られた。両者の公式戦対局は全14局で、7勝7敗と互角の戦績となっている。
糸谷八段は力戦派の早見え早指しで知られ、2014年に竜王位を獲得。タイトル戦登場回数は4回で、2020年度の棋王戦以来の番勝負挑戦を狙う。今期の叡王戦は本戦トーナメントからの参戦で、本田奎六段(27)、鈴木大介九段(50)、藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に勝利し決勝戦へ。七冠王を撃破した勢いそのままに、挑戦権をつかめるか。
斎藤八段は正統派居飛車党で、2018年に王座を獲得。タイトル戦は名人戦を含む5回に登場している。今期は段位別予選からの出場で、八段戦Aブロックを突破。本戦では大橋貴洸七段(32)、豊島将之九段(34)、準決勝で永瀬拓矢九段(32)を破り、2020年の第6期以来2度目となる決勝進出を決めた。今期こそ初の叡王挑戦を決めることができるか。
本局の持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)、振り駒で先手番は斎藤八段に決まった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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