11日、動画配信をしていた佐藤愛里さん（22）が刃物で刺され死亡した事件。ライブ配信をしている最中の出来事だった。
現行犯逮捕され、13日に殺人の疑いで送検されたのは職業不詳の髙野健一容疑者（42）。「リアルタイムの配信を見て歩行場所を特定した」と供述している。動機とみられているのは金銭トラブルだ。
「金を返すよう何度もSNSで連絡したが、無視された」（※捜査関係者によると）
貸した金が戻ってこないと嘆いていたという髙野容疑者は、もともと佐藤さんのライブ配信の熱心な視聴者で、視聴中に送金する「投げ銭」も行っており、多いときで月に10万円ほど使っていたとされる（※捜査関係者によると）。
お金の支援や配信参加の意思表示としての「投げ銭」。ネット上のトラブル・事件を研究する成蹊大学の高橋暁子客員教授に、ライブ配信の収益の仕組みについて聞くと…
「画面の中は“お祭り状態”になる」
