イギリスで3月5日、平たく大きな尻尾が特徴のビーバーが野生に放たれた。
実はこのビーバーは、イギリスの環境問題を改善するプロジェクトで重要な役割を担っているという。
「淡水の生息地の回復という点では、ビーバーは他のどの種よりも多くのことを行っています。ダムを作ったり、木をかじったり、淡水の湿地帯を開拓したり。これは実に多くの他の種を呼び戻すことになります」(プロジェクト担当者)
イギリスでは400年ほど前に絶滅したとされるビーバーだが、河川や湿地を活性化させ、国の生物多様性目標を達成する効果があるとして、野生に戻す計画が検討されている。
一方で、一部の農家などは田畑への影響を懸念しており、こうした放流は土地所有者の許可のもと、適切に管理しながら実施されるという。(『ABEMAヒルズ』より)
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