■踏切の音でバレたケースも…ライバーの身バレ対策
ライバー歴約7年の夏口ありすさんは、かつて芸能事務所に所属してラジオパーソナリティやシンガー活動を行っていたが、体調を崩しライバーへ転身した。昔は1日10時間配信(内容は私生活トーク)をしていたが、リングライトで目を酷使して、ドクターストップに。今は顔出しなしのラジオ配信で、固定ファンは50人ほど。うち1人は累計1000万円以上投げ銭しているという。
過去のトラブルもゼロではなく、「悪意を持ってではないが、私たちとファンとの間では『好き』に差がある。ラジオの生放送に出た際、1時間ほど空けてから帰ったが、その間も待っていた人がいた。その時はうれしさもあったが、『怖いからやめてほしい。寒いからあなたの体も大切だ』と注意した」と振り返る。
個人情報が特定されないように、注意していることも多々あるという。「自分ではないが、選挙カーの音声で、住んでいる地域がバレたパターンもある。私も声が外に漏れるリスクや、防犯面を考えて、賃貸でも借りられる防音室を設置している。背景もカーテンや外が映らないように気をつけている」。
また、夏口さんの知人には、外からの配信で「映り込まないように、アップの画角で撮影していたが、踏切の音で『どの路線だ』と特定された。そこまでわかるんだと、びっくりした」ケースもあった。
コメントを読み上げる際にも、注意すべき点はある。「配信内で『OK, Google』『住所は』とコメントが書かれて、ライバーが続けてそのまま読んだところ、スマートフォンの音声認識が反応して、住所を読み上げ始めた。これは問題になって、Siriも含めて対策するアプリもあった」。
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