盗撮や児童ポルノなどを中心に、ボランティアでネットパトロールをしている、ひいらぎネット代表の永守すみれ氏は、「18禁サイトにつながるものや、性暴力表現が子どもの目に触れるのは良くない」と批判する。「望んでいないポルノを見せるのは、性的虐待にあたる。成人間でもそうなのだから、子どもに対しては虐待だ。ママ友も『子どもには見せられないものが出てきている』と会話している」。

 アダルト広告掲載に詳しい「アフィリエイト記事代行.com」代表の藤原敦氏は、「料理とアダルトは一番相性が悪く、広告を出したい人はいない。広告単価が高いから、やっているのではないか。広告主も、自社の広告が料理サイトに出ているとは思ってないだろう。アダルト業者も、お金を無駄に使いたくないため、見せたくない人に見せないのが普通だ」と業界事情を解説する。

■どこまでがアウトでセーフ?線引きはできるのか
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