ひろゆき氏は、“コンテンツ”と“広告”の違いから考える。「コンテンツ内での『エロいこと』は、見る人も理解しているから、勝手にやればいい。広告は見る気がない人も見てしまう。見たくない人にクリックさせようとすると、ウソや過激な表現に行ってしまいがち。文章だけではクリックされず、美女や爆発シーン、『1000万円儲かる』と書いてあるから気になる。だから広告は制限されてしかるべきだ」。

 研究者の山内萌氏は、「広告はそもそも、多くの人は見たくない。それをクリックさせるにはどうするかを考えるのが、広告戦略だ。表現の工夫でクリックさせる意味においては、広告にも『表現の自由』が当てはまる場合があるのではないか」との見方を示す。

 広告の価値判断について、藤原氏は「見る人の捉え方による。そういうつもりで作っていなくても、『性的だ』『不愉快だ』と言われれば、それが答えになってしまう」と話す。「広告規制には矛盾がある。『どれくらいのバストサイズなら不愉快に思わないのか』と、私は聞きたい」。
(『ABEMA Prime』より)
 

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子どもに悪影響?国会で議論に...規制すべきか「エロ広告」性的な境界線は?
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