それでも最後は広島THのフェリペ・モレイラ・ロケのワンハンドで勝負あり。WD名古屋のセッター、深津英臣はわずかに逆を突かれたことでレシーブが後手に周り、ボールをチームメイトがいる方向に跳ね返すことができず。すると、リベロの市川健太がダイビングレシーブしようとしたところで、なんとヘッドコーチのヴァレリオ・バルドヴィンがボールを掴んでこのラリーを終わらせたのだ。もちろん、市川が飛びついても届かない可能性が高かったものの、指揮官が意外な形で相手チームのポイントを許容したのだった。
このラリーを得点に結びつけることができなかったWD名古屋だが、その後はしっかりとポイントを重ねてセットカウント3-0で完勝。2位の強さを見せつけた。
(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

