十四日目、幕下三十三枚目・漣(伊勢ノ海)との取組では、そんな欧山田の力強さが遺憾無く発揮された。組み合い、両者が勝機を探る中で、一瞬の隙をついて、掛け投げに出た。行司軍配は漣に上がったものの、物言いがつき、欧山田の白星となった。欧山田は3勝4敗、漣は2勝5敗で大阪場所を終えた。
筋肉バキバキな肉体といえば、ほかにも雷道(雷)、山藤(出羽海)などといった注目の力士もいる。いずれも体重は100キロに達しておらず、角界の中では細身の部類に属すが、一方で相撲界には200キロを超えるような巨漢力士の姿も(最重量は出羽ノ城の252キロだ)。そういった力士たちが土俵の上で同じ条件で戦うというのも、改めて大相撲の面白い部分ではないだろうか。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



