アメリカと中国の貿易摩擦が激化する中、中国がアメリカなど外国企業のトップらを招き、中国市場への投資を呼びかけました。
「もし世界が弱肉強食のジャングルの法則に戻るのなら、歴史の後退で人類の悲劇だ」(李強首相)
23日から始まった「中国発展ハイレベルフォーラム」の開幕式で李強首相は、自国第一主義を掲げるアメリカを念頭に「抑圧や封じ込めは自分も人も傷つける」と批判しました。その上で「中国はさらに積極的な財政政策と金融緩和で消費を促す」と強調し、外国企業に投資を呼びかけました。
「(Q.米中貿易戦争、関税戦争を心配しているか?)懸念はありますが、中国への投資は続けます。中国は最大の市場で、我々にとって重要な市場です」(米アムウェイCEO マイケル・ネルソン氏)
「この種の貿易戦争は続くでしょう。保護主義が強まるほど米中両国に困難をもたらし、不利益をもたらすでしょう」(独フライブルク大学 ラース・フェルド教授)
主催者によりますとフォーラムにはアップルやシーメンスなど、欧米の企業を中心に外国企業86社が参加するということです。(ANNニュース)
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