■サブリース契約トラブル

大前プジョルジョ健太氏
拡大する

 家賃の滞納以外にも、不動産トラブルはある。映像ディレクター・元TBS、不動産投資失敗者の大前プジョルジョ健太氏は、「サブリース契約は解約できない。悪魔の契約」と語る。

 サブリース契約とは、購入した物件の賃料を不動産会社が8〜9割を保証する契約のこと。大前氏は、テレビ局に勤めて1年後、夢のような不動産投資のシミュレーションを見せられた。提示された内容が、3600万円のワンルームマンション2部屋をローンで購入。一部屋あたり、毎月9万5000円あるローン返済も、10万円ほどの家賃収入があり、毎月5000円ぐらいプラスになる。

 この話を聞いた大前氏は、2部屋を「一気に買った」が、「結局、僕の信用度だと、(ローンの金利が予定より高く)2%ぐらいになってしまった」「蓋を開けてみたら、毎月のキャッシュフローはマイナス6万ぐらいだ」と明かす。

 現在、購入したマンションについては、「早く手放したくて売ろうとしているが、サブリースは地価が上がって家賃が上がったとしても、僕が結んだのは当初の契約時の8〜9割の家賃の保証だ。それが売る時もネックになってきている。今売ると1000万円ぐらいの赤字になってしまう」。

■サブリース契約トラブルは「自己破産を選ぶ方も多い」
乙武氏「地獄の苦しみだった」 タブー視されてきた"障害者の性"

■Pick Up
キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見

この記事の写真をみる(4枚)