攻める理由は「リソースがないと、投資ができない」ためだ。「福祉の充実には稼がないといけない。野望は『最先端の“群馬モデル”を作り、東京を変える』こと」と熱弁する一方で、「日本一の温泉王国だ。大分県知事とは意見が違うが」とジョークも挟む。

 教育については、「高校生までの医療費無料化なども群馬県が一番手厚い。OECDがやっている“非認知能力”の調査に、国も参加していないのに、唯一群馬県だけが参加している。スコットランドと組んで、3年後には新しいプログラムを始める。高校での実証実験もやっている」と紹介する。

 せっかく育てても、県外に出てしまう可能性はないのか。「とくに15〜39歳の女性が、北関東に寄り付かない。エンタメやデジタルクリエイティブ産業を作って、人材も育てられれば、若い人を引きつけられる。製造業や観光業、農業も大事にしながら、ワクワクするような新しい産業を作りたい」。
(『ABEMA Prime』より)
 

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“秘境の地”群馬県が移住地希望地1位に躍り出た!なぜ?山本一太県知事に聞く
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