MVPに懸ける思いが、最後に大きな華を咲かせた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」3月27日の第2試合。赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)が今期リーグ4例目となる役満・国士無双を達成した。
南3局2本場、園田は2万5800点持ちの2着目。個人成績では目下5位、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)をこの試合で逆転し暫定MVPとなれば、まだその可能性が残る。この局の園田の配牌は8種9牌。メンツ手でリーチは困難と判断した園田、第1打に6索を選び、変則手の道へ。
3巡目に中を引くと、解説の河野直也(最高位戦)が素早く「国士だ!」と声を上げた。リャンシャンテンまで手が進むと、実況の小林未沙は「北と9索と一万ですね」と残りの必要牌をカウント。さらに北を引きイーシャンテンとなると、視聴者も「園田あるぞ」「いけw」「ふぁ?」「うそやろ」「ざわざわ…」「ここで役満ならMVPでいいな」と注目した。
役満・国士無双を成就Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




