第1試合目を終え、白鳥が控室に戻ると、ホワイトボードにはMVP争いを演じているほか選手のポイントが書かれてあった。すると多井は自らの心にドラマ「3年B組金八先生」で武田鉄矢が演じた坂本金八を憑依させ、モノマネをしながら白鳥が2試合目にトップを取らないと可能性がかなり低くなることを指摘。しかし松本吉弘(協会)と日向藍子(最高位戦)が「いや、2着は意味ある」「2着なら可能性はある」と意見すると、これに多井は「シャラップ!腐ったミカンか!」と金八先生の有名フレーズを引用し、一喝した。
そんなやり取りを経て、2試合目に出場した白鳥は、オーラスで劇的な跳満をツモり、「4万6700点/+26.7」を獲得。価値ある2着を決め、個人成績で暫定首位に立った。Mリーグのレギュラーシーズン最終日となる3月28日の試合には、MVPの可能性を残しているセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)、竹内元太(最高位戦)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)が、おそらく出場してくるだろう。果たして誰がMVPの座に輝くのか、最後まで注目だ。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)





