パックンは自動車技術の進化に期待をかける。「やはり車の進化だ。ブレーキアシストでは、自動的に何かにぶつかるぞと思ったら車が止まってくれる。僕はやはり、おじいちゃん・おばあちゃんに対する差別をなくしたいと思うが、ブレーキ機能なら全員が助かる。飲酒運転でも、居眠り運転でも、煽り運転でもそうだ。車が判断して、自動的に我々を制御する日は、すぐそこだと思う」。

 伊藤氏からは「安全装置の跡付けもできる。ただし、普及が今ひとつなのは自動車メーカーがどうしても新しい車を買ってほしいから、大手メーカーがなかなかそっちに力を入れず、小規模な部品メーカーが作っていたりするので、安全性に不安なところもある」という指摘もあった。

 それでもNO YOUTH NO JAPANの代表理事を務める能條子氏は「70代、80代の方に今から新しい車を買いましょうというのは難しいし、それは大手の自動車メーカーのニーズにも合わない。大手メーカー頼りになってしまっている現状が問題なのだから、今持っている車に何かをつけて対応するなど、主体が変わるべき」と求めていた。
(『ABEMA Prime』より)
 

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