その後はじわじわと点棒を減らし、南3局に竹内が中田から満貫をアガるとオーラスは全員が2万点台という超接戦。ここで佐々木は早々に六万単騎待ちでテンパイ。役はないため、単騎待ちや待ち頃の牌を探す旅に出た。9巡目、ソウズの678に5をくっつけてノベタン形ができると、ここが勝機とみてリーチ。中田が追っかけリーチ、親の仲林も仕掛け、竹内も同じく仕掛けてテンパイという大混戦となったが、最後は佐々木が中田から8索をロン。リーチ・裏ドラの2600点でトップ終了した。
まだMVPの可能性が残されており、最終戦への連投が決まっていたことから、勝利者インタビューでも佐々木は淡々としていた。「僕としてはまず優先順位がフェニックスさんよりも上に行ければいいという最終日。そんなに気負わずに臨みました」。開局早々に決めた親満貫については「だいぶ気持ちが楽になりました」とコメント。超接戦を制したリーチは「とにかく平和を付けたかった。もちろんドラ単騎でリーチは(考えには)なくて。結局平和はできず。ただどこかでリーチに行かないと、どこかで折り合いを付けようという段階でしたね」と説明した。
「カッケーぞ寿人!」Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




