そんな足立区が掲げる今回の子育て支援の旗振り役である、近藤やよい区長に話を聞いた。近藤氏は「急にポンと10万円というふうに出てきたわけではなくて。例えば小中学校の給食費(無料化)。これは最初(区の)持ち出しだったが、2分の1までは都で持っていただけるようになった。そうすると浮いてくる半分のお金で、今回のこうした事業に振り分けることができる、というような道がついてきた」と説明。
その予算は約18億7000万円にのぼるが、近藤氏は「その財源になるのが、以外にみなさんご存じないが、大井競馬場の分配金。おかげ様でインターネットで馬券がだいぶ売れている関係で、年間6億もらっている。うちはそれを一般財源の中に入れるが、子どもに使うことに特定してやっている」と明かした。
しかし同時に補助金の有効性については、慎重に見極めていくという。近藤氏は「下手をすると今回の10万円も、私たちは『こういう目的で使ってください』とお渡ししますけれど極端な話、飲んじゃったり食べちゃっただけで使われてしまうのでは、バラマキというふうに言われても仕方ない。事業の実効性については、見直しも図りながら継続していきたい」と、自身の考えを述べた。
(『ABEMA的ニュースショーより)
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