■オタクの力を活用
「DEEP DIVE」では、“オタク”の力を活用したいという。地域研究的な盲点や、国際的なネットワーク、人的ネットワークに基づく知見、国際関係論の知見(マクロな視点)に加えて、オタクの活用(ミクロな視点)によって、早期の警告を目指す。
“オタク”に着目した背景について、小原氏は「小泉氏が東京大学に入る前から『この人はすごい』と思っていた。小泉氏は当時『私は軍事オタクだ』と言った。オタクには『世の中の役には立たないが、自分は好きだ』といったイメージがあるが、知見はいろいろと役立てられる」と説明する。
これに当の小泉氏は「オタクは99%の場面で役立たないが、ピタッとハマる1%の“細くて深い穴”を持っている。そういう人材を研究員として雇い続けるのは難しいが、必要な時に『この角度で、どこまでも深く潜れる人』とつなげられる存在として、僕らがいるのはいいことだ」と返した。
(『ABEMA Prime』より)
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