デンソーのサーブから始まったボールを、相手に拾われると、NEC川崎の佐藤淑乃がバックアタックの位置からフェイント。これに反応したのが175cmのアウトサイドヒッター、アマンダ・コネオだ。コロンビア代表でもある彼女はブロックの着地と同時に自身の左に落ちるボールに対して思わず左手を伸ばしてこのボールに触って“しまった”のだ。
このボールに反応して突っ込んできていたデンソーのキャプテンでリベロの川畑遥奈が触ろうとする目の前で“邪魔”をするような形となってしまい、これが相手ポイントとなった。するとコネオは手を合わせて申し訳ないといった仕草をしながら顔を覆い、肩を落とした。
とはいえ、やはり彼女はエースだった。その後は自らの得点でチームを助け、試合を通して最多の36点をマーク。世界各国のリーグで活躍し、2024年8月に加入した絶対的なアタッカーはセットカウント3-1での勝利に貢献して、大きな存在感を示していた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

