■自責の念で苦しむ、るりこさん(40)

るりこさん
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 「思考回路自体が自責になってしまうところがあるかもしれない」と語る、るりこさん(40)は自分を責めて苦しむ1人。どんなときに感じてしまうのか。「(仕事の面談で)悩みごとや会社に対する要望など、長々喋るんだけど上司に伝わらなくて、私何を喋っているのかなって落ち込んで、自分を責めてしまったり…」と答える。

 さらに家庭でも自責の念を抱くという。毎朝5時に起きて子どものお弁当や洗濯などの家事をこなしているが、「鏡とか汚くなっていたりするだけで、今日はできてない…と自分を責めてしまう」と語る。

 自分を責めるようになった経緯は、「社会人になってから、自分はコミュニケーション能力がないとか、自信がないので、自分のことを責めるようになってしまった感覚がある」と明かす。

 るりこさんは自身について、「常に自分に自信がなく、完璧主義みたいなところがある。あとは人に嫌われたくない気持ちが強くて、他人の顔色を見てしまう。認められたいけど、悩んでしまうところがあり、そういう自分が好きじゃなくて…」と分析している。

■自責の念を抱く人の特徴は? 
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