■今は責任の所在が分散化
根本氏によると、昔は「オレについてこい!」という全体を引っ張るリーダーが多く、責任はリーダーにあった。しかし今は、ハラスメント対策で昭和型のリーダーは減少し、権利や自由を尊重する個人主義の流れから責任が個人それぞれとなり、「自分のせいだ」と感じる局面が相対的に増加しているという。
「それぞれに責任の所在が分散化されている。逆にリーダーがうまくいかないことをメンバーが責任を感じちゃうチームもあったりする。そうすると相対的に『自分が悪かったんじゃないか』『自分がもっと実力あれば…』みたいに攻める場面が増えてるように感じる」(根本氏)
作家の竹田恒泰氏は、昔と比べて、「今はみんなで頑張ろうっていうリーダーすらいなくなって、何も言わないとか。そうすると逆に言ってほしいみたいなシチュエーションが増えている」と述べた。
(『ABEMA Prime』より)
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