石破総理は週が明けると、「諸外国と比べて我が国の消費税の税率がどうか、そして全額社会保障に充てられている。これが減ったらどうしますかということも、政府としては考えていかねばならないと考えている」と、税率の引き下げについて否定的な考えを示した。
この発言に青山氏は「参院選のサプライズにしたい思惑があったはず。これまでも解散の時期についても二転三転するのが今の石破総理。この発言で完全否定と決めつけるのは早急だ」と語った。
青山氏によれば、党内基盤が弱い石破総理を支える最も重要な存在、森山裕幹事長が減税に猛反対しているという。「森山氏は強硬な財政再建論者。しかも党内外の調整を今一手に背負っていて、石破総理が最も頼りにしている重鎮議員」(青山氏)
減税の「黒歴史」
