【MLB】ナショナルズ4-6ドジャース(4月7日・日本時間4月8日)
4月7日(日本時間4月8日)に行われたワシントン・ナショナルズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った爆速の強襲ヒットが話題となっている。
この試合の1回表・ドジャースの攻撃。1番・大谷の第1打席、大谷はナショナルズ先発のマッケンジー・ゴアに対し、カウント1-0からの2球目、真ん中やや内寄りに甘く入った速球を見逃さずに一閃。すると快音とともに二塁の右へと高速で転がったこの打球に、セカンドのルイス・ガルシアは余裕を持って追いついたものの、グラブを弾かれることに。すぐにボールを拾い上げて一塁へと送球するも、俊足を飛ばして駆け抜けた大谷の足が速く、セーフに。大谷にとって3試合ぶりとなる安打は、セカンドのグラブを弾き飛ばす爆速の強襲ヒットとなった。
この一打に、ABEMAの中継で解説をつとめていた西岡剛氏は、「セカンドもよく止めたよ。(打球速度は)160キロぐらい出てるでしょ、今のは」と、“止めるのがやっと”というレベルの強烈な弾丸ヒットであるとした上で、「大谷選手の中ではこれもたぶん打ち損じなんですよね。本来、調子良ければもっと打球上がっていってスタンドまで入っていく球でもありましたよね」と、調子が良ければスタンドインできていた球であった可能性を指摘することに。ネット上では「打ち損じで爆速」「前もあったよな?」「二塁手は無事か?」「危険すぎ」「どんなパワーなんや」といった様々な反響が巻き起こることとなった。
大谷といえば、その強烈な一打で内野を強襲するヒットを放つこともしばしば。3月27日(日本時間3月28日)のデトロイト・タイガース戦の第2打席でも、セカンドがあらかじめ深い位置で守り、追いついていたにもかかわらず、109マイル(約175.4キロ)の高速ゴロでグラブを弾き、ライト前ヒットに。昨季も8月3日(日本時間4日)のオークランド・アスレチックス戦の第3打席で、同じくセカンドのグラブを弾き、センター前へ。いずれも大谷の打球でなければ難なく内野ゴロとして処理されていた可能性もあるだけに、各チームの内野手にとっては、なんとも頭の痛いところといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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