【MLB】ナショナルズ4－6ドジャース（4月7日・日本時間4月8日）
4月7日（日本時間4月8日）に行われたワシントン・ナショナルズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った弾丸アーチが話題となっている。
0-2、ドジャース2点のビハインドを追う3回表・ドジャースの攻撃、2死一塁の場面で打席に立った1番・大谷は、初球、外角低めのボール球、2球目、外角わずかに外れるボール球と、2球続けてスライダーを見送りカウント2-0とすると、続く3球目、ほぼド真ん中に投じられた甘い速球を見逃さずに振り抜くと、バットの先端近くで捉えられた打球は、快音を響かせて一瞬にしてライト方向へと高々と舞い上がる大飛球に。捕手のキーバート・ルイーズから要求されていたコースよりも、内に入ってしまった球だったのか、打たれたマウンド上のナショナルズ先発マッケンジー・ゴアは、即座にハッとした様子で振り返り、打球方向を見上げることに。その間も打球は勢いを落とすことなく伸び続け、ほどなくライトスタンド側のブルペンへと飛び込むこととなった。
打球速度にして101.9マイル（約164キロ）、打ち出し角度28度で飛び出し、378フィート（約115.2メートル）もの距離を飛んだこの一打に、この日、ABEMAの中継で解説をつとめていた真中満氏は「見事ですね。インコース寄り、ちょっと甘めですけど、この辺は完璧に行きますね」と、甘い球を見逃さずにスタンドまで運ぶ大谷を称賛。また、西岡剛氏は「1打席目と、あまり球自体は変わらなかったですよね。1打席目、ちょっと自分の中で打ち損じたな、ヒットにはなりましたけど。打ち損じた分、うまく修正して打球を上げていきましたよね。芯というよりは芯の先っぽですよね。今年、バットを長くしてる分、そこでホームラン打てたかもわからないですよね」と、大谷の修正力とバットの長尺化による効果を指摘することに。ネット上では「そら打たれる」「見逃さないな」「マジかｗ」「打撃はパワー」といった様々な反響が巻き起こることとなった。
なお、試合の方はこの大谷の一発でドジャースが一度は同点に追いつくものの、その裏にフィリーズが1点を奪って、再びリード。7回にも3点を追加し、追いすがるドジャースを6-4で破っている。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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