アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』は、馬のような耳や尾と超人的な脚をもった女の子・ウマ娘たちが活躍する物語。略称は『シングレ』です。
生まれた時は立ち上がることもできないほど膝が悪かった主人公のオグリキャップは、カサマツトレセン学園に入学して、圧倒的な走りで数々の伝説を残していきます。
この記事では、オグリキャップと同じくカサマツトレセン学園に入学したウマ娘・ベルノライトをピックアップし、ベルノライトのプロフィールや声優情報をまとめました。
目次
- アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』とは?
- アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』ベルノライトの基本情報
- ベルノライトの声優は瀬戸桃子さん
- ベルノライトの活躍
- アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』ベルノライトのモデルになった競走馬は?
- まとめ
アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』とは?
ウマ娘のオグリキャップは、寂れた地方・カサマツにあるウマ娘のトレーニングセンターのカサマツトレセン学園に入学しました。独特のフォームで走るオグリキャップに目をつけた学園所属のトレーナー・北原穣(きたはら じょう)は、自分のチームに入ってレースに出ないかとオグリキャップをスカウトします。
オグリキャップは、北原やチームメイトのベルノライトからのアドバイスを受けながら、レースに出場して結果を出していきます。灰被りの少女・オグリキャップの圧倒的な走りで、あらゆる常識を覆していくシンデレラストーリーです。
「週刊ヤングジャンプ」で連載中の同名漫画のアニメ化作品で、実在した競走馬をモデルにした女の子・ウマ娘たちが活躍するメディアミックスコンテンツ『ウマ娘』プロジェクトのひとつです。『ウマ娘 シンデレラグレイ』以外の『ウマ娘』プロジェクトとしては、ゲーム&アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』などがあります。
アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』ベルノライトの基本情報
ベルノライトは、カサマツトレセン学園に入学した栗毛のウマ娘。『ウマ娘』シリーズにはアプリやアニメの『ウマ娘 プリティーダービー』などがありますが、ベルノライトは『ウマ娘 シンデレラグレイ』で初登場したキャラクターです。
主人公のオグリキャップとクラスメイトになって仲良くなりました。オグリキャップからは「ベルノ」の愛称で呼ばれています。普段は温厚な性格ですが、オグリキャップがノルンエースたちに嫌がらせをされているのを見ると、止めに入るなど正義感があります。
劇中に登場するウマ娘の中では小柄な部類で、身長は146cm。座学の成績が良く、洞察力と分析力に優れていて、レースに関する知識が乏しいオグリキャップに説明をすることがあります。実家はウマ娘専門の大手スポーツ用品店なので、オグリキャップが新しく靴を買う際には的確にアドバイスをしました。
オグリキャップがスカウトされた際、近くにいたベルノライトがどこからもスカウトされていないことを知ったトレーナーの北原は、まとめて面倒を見ると告げてベルノライトをチームに加入させました。
走りに関しては、オグリキャップほどの体力はありません。『ウマ娘 シンデレラグレイ』の漫画担当(作画担当)である久住太陽(くずみ たいよう)氏は、自身のX(旧Twitter)にてベルノライトは「体力は無いが、筋力はそれなりにあるらしい」と投稿しました。
オグリキャップが2戦目のレースで1着を取った後、勝てたのはベルノライトのおかげだと伝えられて、誰かの役に立てることに喜びを感じるようになります。
プロフィール
誕生日:5月22日
身長:146cm
スリーサイズ:B89・W53・H77
■栗毛
■温厚篤実
■実家がスポーツ用品店
■育ちが良い
■体力に自信が無い
(出典:コミックス1巻および久住氏のXより)
ベルノライトの声優は瀬戸桃子さん
アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』でベルノライトの声を演じるのは、埼玉県出身の声優・瀬戸桃子(せと ももこ)さん。趣味・特技は、楽器演奏、ゲーム、絵を描くことです。
瀬戸さんは高校に通いながらヒューマンアカデミーの夜間週末コースを受講。在学中にアニメ『ライアー・ライアー』のオーディションを受けて多々良楓花役に選ばれ、18歳で声優デビューしました。
憧れの声優として『STEINS;GATE』岡部倫太郎役などで知られる宮野真守(みやの まもる)さんの名前を挙げていて、多方面で活躍して、ほかの共演者からも人柄が愛されているところが尊敬していると答えています。
『ウマ娘 シンデレラグレイ』第1クールと同じ2025年春に放送のアニメ『ボールパークでつかまえて!』では、主人公・ルリコの同僚でビールの売り子として働くこころ役を演じています。
2026年には「週刊少年マガジン」で連載中の人気漫画『真夜中ハートチューン』がアニメ化される予定で、大久保瑠美(おおくぼ るみ)さん、鈴代紗弓(すずしろ さゆみ)さん、伊藤美来(いとう みく)さんといった人気声優と並んで、4人いるヒロインの内の1人・井ノ華六花役を演じます。
瀬戸さんが『ウマ娘 シンデレラグレイ』のベルノライト役を演じることが発表されると、自身のX(旧Twitter)で「オグリちゃんとカサマツの皆さんと中央の皆さんと...全力で駆け抜けていこうと思います!」と投稿しました。
瀬戸桃子さんのコメント
皆様、はじめまして!
この度ベルノライト役を演じさせていただくことになりました瀬戸桃子です。
沢山の愛と情熱が込められた『ウマ娘 シンデレラグレイ』 。
素敵な作品に携われたことに嬉しい気持ちで一杯です。
ベルノライトは、心優しく素直で、ツッコミ上手で面白くて、とにかくプリティーで、努力家で、内面に秘めた強さを持っていて...。ここでは語りきれない溢れんばかりの彼女の魅力...!オグリキャップと共に苦楽を乗り越え成長していく姿を、皆様により楽しんでいただけるよう魂を込めて演じさせていただきます!
ベルノライトの活躍
オグリキャップが靴を買うことになった際に、ベルノライトも一緒についていって、オグリキャップの走り方に合わせた靴を選びました。その後のレースでオグリキャップが1着になり、レースで勝てたのは靴を選んでくれたベルノライトのおかげだと感謝を伝えます。
ベルノライトのレースのデビュー戦は、順位は不明ですが負けてしまいました。座学の成績がいいベルノライトですが、レース中に「タイミング」「位置取り」「ペース配分」を一瞬で判断しながら全力で走ることは難しかったとのことで、駆け引きや勝負勘がないことを痛感します。
それ以降はカサマツのレースに出走した描写はないため、レースに出たのかどうかは不明です。
『ウマ娘 シンデレラグレイ』の漫画企画構成を担当している伊藤隼之介(いとう じゅんのすけ)氏がSNSで募集した質問箱には、「ベルノちゃんはカサマツで勝てたんでしょうか?」という質問が投稿され、伊藤氏は「あのぶんだとたぶん勝ててないのではないでしょうか」と回答しました 。
中央に編入
オグリキャップが中央に移籍することになると、サポートを続けたかったベルノライトはスタッフ研修生の編入試験を受けて合格し、一緒に中央に行くことになります。
アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』ベルノライトのモデルになった競走馬は?
主人公のオグリキャップは、実在した同名の競走馬がモデルのウマ娘です。ウマ娘の中にはオグリキャップのように競走馬がモデルになっているキャラクターもいますが、ベルノライトのモデルになった競走馬がいるのかどうかは明かされていません。
ファンの間では笠松競馬場のレースに出走していた競走馬・ツインビーが元ネタなのではないかと考察されています。理由としては、ベルノライトはアルファベットのBに似た髪飾りを2つしているため、「ツインB」→「ツインビー」と暗示させているのではと噂されています。
ツインビーはベルノライトと同じ栗毛で、1987年10月にデビュー。1990年10月に引退するまで45戦10勝を挙げています。史実のオグリキャップは1987年5月に笠松でデビューし、1988年に中央に移籍しました。ツインビーに関しては、ベルノライトとは違って中央に行くことはありませんでした。
まとめ
『ウマ娘 シンデレラグレイ』のベルノライトは、栗毛のウマ娘です。カサマツトレセン学園に入学して、主人公のオグリキャップと同じクラスになりました。身長は146cmと小柄ですが、座学の成績が良く、洞察力と分析力に優れています。
ベルノライトの声優は瀬戸桃子さん。瀬戸が演じているアニメキャラクターとしては、『ライアー・ライアー』多々良楓花役、『ボールパークでつかまえて!』こころ役などがあります。
(C)久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介/集英社・ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会
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