「どうやって死のうか」追い詰められたいしだ壱成を救った父・石田純一の行動
安定しない精神状態と生活に最悪のケースも考えていたという壱成。絶望の淵で、手を差し伸ばしてくれたのは父・石田純一だった。
壱成:父が連れ戻しにきました、石川県に。(自分が)部屋から出れなくて、みんな出て行ってしまって1人でいる時に「今から行きます」って。「大丈夫かお前」「早く社会復帰、芸能界に復帰して欲しいな」って。なんかとっくのとうに再び東京で舞台に立つってことは夢物語に近かった、自分にとっては。だいぶ遠い。距離的にも遠いですし。だからずっと家に閉じこもったまま。考えることは「どうやって死のうか」ということ。その時に父が直接来て、「社会復帰しよう」「芸能界に戻ろう」って言ってくれたことで、スイッチがボン!って入りました。
2024年5月には個人事務所を設立。現在は、生活の拠点も東京に移し、海外で活躍する俳優を目指し活動している。
「ここ1、2年で、父と息子って関係にやっとなれた」
